« Rの付く月は牡蠣を食べよう! | トップページ | 続PL法は… »

2008年10月24日 (金)

PL法は何処へ行く?

ハイサイ!ちゃーがんじゅーね?

蒟蒻ゼリーの製造中止に衝撃の食品業界、兵庫県で、回転寿司の「イカ」を食べた70代の男性が喉に詰まらせ障害が残り、回転寿司店を訴えるという事も起きています。 このニュースを見ながら、きっと「さとうの切り餅」は、来る正月、気が気ではないでしょう。

以前、特養老健施設での食事を手がけた事のある立場から言わせて頂きたいのですが、「自己責任」による事が大きいかと思います。

そもそも「蒟蒻ゼリー」など「ダイエット食品」。機能食品と言うところからすると、不必要な人が摂取するべきではないのです。子供や老人が、そんなに「ダイエット」が必要とも思えませんし、必要だったなら、食品は栄養士の指導の下、きっちり選択する必要があります。 ダイエット中の健康な成人ですら、ダイエット食品の摂取には注意が必要なのですから。 蒟蒻ゼリーだって、「苦労せず、おいしく、カロリーを抑えたい」という、とてつもない人間の我がままを満たすため、一生懸命開発された事と思います。「痩せたい人」の幸せの為に。それを「誤認」して、使用した「事故」での生産中止は、食品業界には大きな打撃といえましょう。

イカだって、回転寿司ではなく、普通の鮨屋で職人さんに、飲み込みにくいことを伝えればきっと隠し包丁や鹿の子に切り目を入れてくれたり、イカ素麺の握りにしてくれたり…と、食べられる様にしてくれると思います。

ただ、蒟蒻ゼリーも、回転寿司も、食べ手がどんな状態かは、全く判らないのです。摂取する人が、それが可能か判断するのが求められるのではないでしょうか?

特養老健施設では、ドクターの指示の元、通常食、刻み食、ミキサー食、流動食と言うように分けて食事をしてもらっています。 それが、良い事か?美味しいか?は別問題として老人や子供の食事の摂取方はそう単純ではないのです。(志ある栄養士さん、調理師さんは、なんとか美味しくしようと日々努力されています。)

身内を亡くされたご家族の悲しみは判ります。ただ、それを「企業のせい」にするのは、なんとも割り切れない物があります。 故意や事故の「異物混入」や「腐敗」等は厳しく罰せられるのが当たり前ですが、今回のケース、これが厳罰に当たるのなら、物なんて造らないほうがいいと考える人も少なくないでしょう。 食品工業という産業、岐路に立たされているのかも知れません。

あちゃがふーうがんなびら。また、めんそりーよ!

« Rの付く月は牡蠣を食べよう! | トップページ | 続PL法は… »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

全く…同感です。
子供のころ、親や祖父母にご飯はよく噛んでから飲み込みなさいと教えられませんでしたか?30回噛むと顎も発達し、胃袋の負担も減り、おなかも一杯になるってもんです。(肥満の防止にもなるわよ)
すべての食に関する事故がそうだとは言えないけど、最近は食べることに関しての知識というか、常識がなさすぎ、意識しなさすぎだと感じています。
食べもの…ちゃんとおいしくしっかり噛んで残さず食べて、きちんと成仏させてあげなくちゃ…だって、そのおかげで私たちは生きてるんですもの。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/506274/42889714

この記事へのトラックバック一覧です: PL法は何処へ行く?:

« Rの付く月は牡蠣を食べよう! | トップページ | 続PL法は… »