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2008年11月19日 (水)

Beaujolais Nouveau Est Arrive!!!

ハイサイ!ちゃーがんじゅーね?!

今年も待ちに待った11月第3木曜日「ボジョレー・プリムール解禁日」が、明日となりました。昨日、毎年お世話になっているインポーター「稲葉」さんから「LUIS TETE Beaujolais Village」のプリムールが無事手元に届きました。箱には「解禁日までの開封・抜栓厳禁」の文字が…。 「おあずけ!」をくらった犬の様な気持ちです。

「ボジョレー?ああ、お祭りワインね!」とか「まともなワインとは言えない」とかワインスノッブには散々なもの言いを言われますが、「でも、そんなの、かんけーねー!!」です。美味○んぼの原作者○屋哲氏においては、マセラシオン・カルボニックという醸造法まで「不正」ともとれる表現に、いささか言いすぎではないかとも思います。

ボジョレーヌーボー、結構大変なのです。 出荷日が決まっているので、それまでに発酵、瓶詰め作業が終わっている事は勿論ですが、完熟葡萄の収穫日は、自然にゆだねるしかありません。 また、最近では、一部許可されたようですが、葡萄の収穫は、全て「手摘み」。大資本の入っているボルドーのシャトーが、機械でいっせいに摘んでしまうのに対し、セゾニエ(季節労働のジプシー)の協力の下、村人総出で、一房一房、手で摘むのです。 ボルドーやブルゴーニュの様に巨大シャトーや有名ドメーヌがあるわけではありません。村営の共同醸造所などで、搾汁・醸造が間髪いれず行われます。ステンレスタンクで密封し、いっきに醸造します。あとは発酵時間との勝負です。打栓・エチケット貼りまでほぼ「マニュファクチュア」。ワインは、工業製品の「酒」ではなく、収穫された「農産加工品」なのであります。

以前、発酵途中のボジョレーを飲ましてもらった事があります。 微発泡性のそのワイン(?)の味わいは、溌剌としたフレッシュな果実味いっぱいのものでした。

眉間にしわを寄せながら(髪型はM字カットが望ましい)、グラスをスワリングして、「グリセリンに由来する粘度と揮発臭、なめし皮やスパイスのニュアンス、タンニンに由来するシルキーなテクスチャー。色調は枯れた煉瓦色、バリックのトーストに由来するヴァニラのニュアンス…」等と言う「御手前的ソムリエ」の世界とは違います。

さて、今年の葡萄の出来は…これによって数ヶ月後、醸造を終える2008年ヴィンテージが占えると言う物です。「バリックで数ヶ月」という人為的操作のないヌーボー。ヴィンテージの良し悪しがはっきり出るのではないでしょうか。

もう、あと12時間をきりました。はやく日付変更線を越えたいものです。 チーズもパンも準備万端!ここ「石垣」では、「少し冷やして」。(赤ワインは「常温」とよく言われますが、それは18~19世紀のフランスの地下セラーの温度。暖房の効いた部屋や夏の日本ではこの限りではありません。) 今夜は神に収穫を感謝して…鯨飲するぞ!!!200811191149000

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