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2008年11月29日 (土)

鶏の受難

ハイサイ!ちゃーがんじゅーね?!

島の卵屋さんは、いつも新鮮な卵を届けてくれます。 少し不揃いですが…ね。この卵屋さん、島に養鶏場をもって、そのまんま「地産地消」やっぱり「美味い」し生産者の「顔」が見えるって安心。 で、「養鶏場って何処にあるの?」と訊ねると「ん、白保。」「見に行っていい?」「…。」 そうなのです、世界的に問題となっている「鳥インフルエンザ」のせいで、一般の人は鶏舎に近づけないのだとか…。オソロシヤ…。

でも、鳥インフルエンザは極々まれにしか人に感染することはありません。また、卵や鶏肉から感染した例もありません。「ノロ」なんかよりぜーんぜん大した事ないやつ…と、思いきや一度感染してしまうととっても高い死亡率をたたき出す、恐ろしいウイルスであります。

「そんなんやったら、予防接種うければええやん!」と、仰る御貴兄もいらっしゃるのでは?でも、ワクチンは「型(ヒトインフルエンザの場合「ソ連型」とか「香港型」とかよく言うじゃないですか?)」が違うと効果がないし、感染した鶏と区別がつかなくなるので、現在の日本では鶏には使用されていないとか。 まあ、ヒトの場合でも、毎年高いお金をかけて、インフルエンザの予防接種をして、「型」の違いで結局インフルエンザにはかかってしまうと言う事も多々ありますし、流行ってからワクチンを開発しても、半年くらいかかるので、変異の早いウイルスには、「予防接種」は、あまり有効な手段ではないのかも知れません。(ジェンナーさん、ゴメンナサイ。)

インフルエンザ、ヒトでも鶏でも、罹ってしまうと現代医学でも直すのは難しく、タミフルで、一時的に緩和したり、症状に対しての対処療法ぐらいしか打つ手は無く、あとはヒト(鳥)の免疫力だより。 「でも…抗生物質とか使えば、なおるんでしょ?」 いえいえ、抗生物質はインフルエンザウイルスには、必ずしも有効ではありません。 この為、日本は鳥インフルエンザの対策として「密閉・隔離・撲滅法」をとっているのであります。

鶏舎は外部との接触を断ち、週三回の次亜塩素酸Naによる消毒。感染の疑いが出れば周囲10Kmにわたり鶏や卵の移動を禁止し、感染が認められれば焼却処分。県知事の名において行われます。 宮崎のある養鶏場で、一昨年焼却された鶏が400万円相当。で、県等からの補助金が20万円だったとか…。これでは…やってられません。以前、京都の業者が、インフルエンザに感染と解っていて売りさばいたという事件がありました。これはやってはいけない事ですが、国もきちっと補償しないと、偽装の温床になりかねないと言うものです。

日本で飼われる鶏も大変です。 人間の医療に病院内で使われる抗生物質が年間約100t。処方薬が約420t。家畜には年間830t。添加物として230t。養殖魚には230t。農作物には400t。(2003年10月発表 農水省・食品と暮らしの安全基金調べ) 周囲と隔離され、日の目も見ずに育てられ、薬漬けの餌を食べ、近所で病気が出れば、健康でも焼却処分されてしまう…。  確かに、HACCP基づくところの「安全」なのでしょうが、その肉を食べて育つ次世代の事を考えると…これでよいのでしょうか? 自然の中でのびのび育ち、病気に負けない免疫力を持つ鶏を育てるという訳にはいかないのでしょうか? 世界に冠たるフランスの「ブレス」の鶏。小さい時には放し飼いにされます。 日本と言う国では出来ない事なのでしょうか?

皆さんは自信を持って次世代にバトンを渡せますか?

あちゃがふーうがんなびら。また、めんそりーよ!

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コメント

昨日、建物の中で赤い光を一面に浴びて栽培?されている野菜をテレビで見ました。家事の合間に見たので詳細は定かではありませんが、天気を気にすることもなく、土もなく水もいらない…農薬もいらないから水洗いすることもないそうです。
農業も進化してる(大変だと誰も農業をやらないから楽して機械で育てちゃおう~?)といいたいのでしょうが、本当にこれって体にいいのかしら…
ふと、竹宮恵子の漫画『テラへ…』の人工的につくられたヒトのようだなーって思いました。
自然の恵みを無視し、こんなことをして、とりかえしのつかないことになりはしないのでしょうか。

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