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2012年9月21日 (金)

スピリッツにはテロワールは無関係?!

ハイサイ!ちゃーがんじゅーね?!

 

いやー、暑い…。

こんな日にはキンキンに凍らせた「ウォッカ」でもクイッっと煽ってねるべー!

と思いつつディスカウント酒屋の棚を散策。今時は少ないのですね、ウォッカの種類が。

おっと、やっとありました「スミノフ」が。

ロシア皇帝献上品。ソビエト下ではフランスに亡命し、アメリカでブランドを確立した「亡命酒」。霊験あらたかですね! それを物語るように原産国表示が…か、韓国???

えーっと、それは雪岳山(ソラク山)の伏流水で…って「鏡月」ですかい!!??

 

キリンのHPによればスミノフは英国の会社の傘下で、世界11カ国でライセンス生産されているって事。

 

世界11カ国!!??

 

イングランドやアメリカってところは無茶するなぁ。

コーラじゃねーんだから…(^-^;;

 

「カールスバーグ」「バドワイザー」「ハイネケン」レーベンブロイ」などなど「ライセンス生産」のものと平行輸入品、味わいの違いは歴然としています。

オリオンビールの名護工場オリジナルと「アサヒ」の生産品、また逆のオリオン名護工場生産のスーパードライと内地のスーパードライ、まったく味が違うのは皆様ご存知のことだと思います。

DRCロマネコンティとカレラ・ジャンセンが、いくら同じクローンで気象条件が酷似しているからといってジャンセンはジャンセン。ロマネコンティではありえません!!

 

それは醸造酒だからだって??!

 

では、北海道・余市醸造の「ボウモワ」があるでしょうか?

「ザ・マッカラン」は??「ザ・グレンリヴェット」は???

 (ヴァッティングを考えれば、山崎産オールド「パー」なんか、将来的にはありえるかも…。)

 

ずいぶん昔のことですが、国産初のシングルモルトウイスキー、ニッカ「ピュアモルト」のネーミングのとき、ニッカは「シングルモルトを名乗るには、大麦が自社畑であることも含まれる」として「シングルモルト」とは表示せず「ピュアモルト」と表示することにしたそうです。

 

現在も、法人が畑を所有することが禁止されている(何故このようなばかげた法律があるのか??ワイン作りには不利なだけなのに!)日本では、原料は「自社」とはいきませんし、輸入もしているので厳密に「シングル」の表示が正しいかと言われると「?」なのですが、市場ににんちされたのは間違いないでしょう。

そして、麦というのが、ウイスキーにとってどれだけのファクターかは図れませんが、サントリーの「和イスキー禅」では、麦の種類が酒質に影響することを鑑みることができます。

 

さて、「ウォッカ」です。

世界11箇所が、「まったく同じ麦」を使っているのでしょうか??

「仕込み水」「加水水」がまったく同じと言うことはまずありません。

蒸留後、エイジングをしないスピリッツは「加水」が必要です。

この「水」によってニュアンスが変わるのは言うまでもありません。

白樺の灰でろ過をしているのですか??

 

まず間違いなく「違うもの」であるでしょう。

 

メーカーは「世界11箇所の一番近いところから届ける」と言っていますが、「酒税」と「輸入関税」を秤にかけているだけのことです。

 

激動の世紀を、ロシア皇帝に仕え、ソビエト革命から亡命し、アメリカで成功し、ロシアへ帰った「スミノフ」。

その「ビハインドストーリー」も含めての「ジーズナヤ・ヴァダー(命の水)」ではないでしょうか?

そうでなければ「ストロチナヤ」も「ストロワヤ」も「モスコフスカヤ」も同じになってしまいます。

 

えっ?!「ギルビー」も韓国産!!??

エゲレス人っていうやつらは…まったっく…(怒!)

 

あちゃがふーうがんなびら。また、めんそりーよ!!

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