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2012年10月 8日 (月)

取り寄せグルメ、デパ地下グルメ

ハイサイ!ちゃーがんじゅーね?!

 

とある芸能人(マスコミ的には料理人らしいが、男性でネイルや化粧をし、CD出したりドラマに出たりしている方が、いくらコックコートを着て、イタリア(フランス?)料理店を経営しているからと言って、料理人とは認められません。)のお店が、評論家の方に「デパ地下程度」と評価され、それがネットで話題になっていました。

なかに、こんな書き込みがありました。

「デパ地下ならいろんな名店もあるからレベル高くね?」と。

 

確かにデパートの地下には高級料亭やホテルの出店が多くあります。

でも、元々のお店と「すべて一緒」ではありません。

直営ですらなくフランチャイズのお店も多くあります。

勿論、レシピや素材はある程度の「監修」が入りますが、本店と同じに出来ない理由があります。

先ずは調理員のレヴェルです。

この道何年も修行した方を常時各店において置くわけには行きません。

そこで、誰でもそれなりの仕上がりになるような凡庸なレシピを使用します。

また、「持ち帰る」という前提も同じに出来ない理由です。

料理屋では、提供してすぐ召し上がるので、5分ももてば十分成り立ちます。

しかし、「持ち帰り」「温め直す」前提の料理となれば話しは別です。

持ち帰る間に崩れてしまったり、水分が分離したり、温め直しで色が飛んでしまったりしないように加工が必要になりますが、時として美味しさを犠牲にしなくてはなりません。

「お取り寄せ」などは「配送」「再加熱」なども考えなければなりません。

これはもう、本店の商品とはかけ離れてしまいます。

デリカテッセンの宿命。仕方のないことなのです。

 

良い・悪いではありません。

CDとライブの違いでしょうか??

 

つまり前出の評論家さんは、そのお店を「凡庸」だと言いたかったのではないでしょうか?

何ヶ月も前から予約でいっぱいのお店ですので、ついつい「量産型」になってしまっていることを指摘されたかったのでしょう。

「○○シェフプロデュース」でも「フランチャイズ」でも、ライブ感のあるお店はいっぱいあります。

お店の楽しさはやはり「人」が作るもの。

商品だけがコンプリートでも、「同じ」にはならないのです。

サーヴィススタッフが、料理人が、なによりお客様が作り出すのがレストランの「アンビランス」なのです。

 

「僕の好きな××」といってあぶく銭を稼いでいらっしゃる芸能人の方のレストランにそれを求めるのは酷なのではないでしょうか?

 

この不景気の商売が繁盛されているのは羨ましい事ですが…。

 

あちゃがふーうがんなびら。また、めんそりーよ!

※終わりの言葉にぴったりと合うウチナグチ(沖縄弁)が無いという御指摘がありましたが、漢字で書くと「明日果報御願なびら」と書き「明日の幸運をお祈りしています」の意味です、少し古い言い回しになります。「あちゃうがなびら」の原形と思われます。「ウチナーやまとぐち」より

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