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2012年10月 4日 (木)

お袋の味

ハイサイ!ちゃーがんじゅーね?!

 

自民党総裁選挙の前に食べたカレーが3500円だったの、庶民感覚がないだの、大新聞の書くことですか??

他にもっと重要なことはないのでしょうか??

庶民感覚なんてある分けないじゃないですか!?

祖父さん、親父さんの「血統」ですよ!!?

大変な時期に、健康に問題のある方がトップというのは、自民党は大丈夫でしょうか?(まあ、どうでもいいのですが…。)

 

でも、3500円のカレー。いや、いくらでも高いカレーはありますが、どうも「カレー」の枠から出られない…そんな気がしますがいかがでしょうか??

やれ和牛だの伊勢海老だの入れて、確かに不味いわけではないのですが…カレーはカレー。何といいましょう?日本式カレーの「限界」を感じるのですが、如何でしょう。

 

そういえば、学校給食の献立で、子供がいちばん好きなのはもう何年も「カレー」で、「不動の一位」といっても過言ではありません。

また、「家庭の味」でもあります。

友人の家でいただくカレーの「違和感」。

よその家の「おにぎり」に匹敵する違和感を覚えます。

そして、よく言われる「おふくろの味」に登場するのは「肉じゃが」。

個人的にはまったく興味のない料理ですが、「肉じゃが得意」アピールは女子力アピールの必須アイテムらしいです。

と、ここで何か気づきませんか??

そう!材料が酷似しているということです。

実は今でこそ「お袋の味」なんていわれているこの二つの料理、作ったのは「大日本帝国陸軍」なのです。

当時の陸軍は、早くから栄養学を取り入れ、「簡単に、大量につくれて栄養のバランスの良い食事」を開発します。

老舗洋食屋さんのカレーに人参や馬鈴薯が入っていないことが多いのは、明治以降に入ってきた野菜のため、明治の洋食には貴重でごろごろ入れることが出来なかったためと思われます。

「ボーイズ・ビー・アンビシャス」で有名なクラークさんは当時の学生が米ばかり食べ、栄養が偏っているのを見て米食を禁止します。(かわいそう!)しかし「カレーライスはその限りではない」とします。

肉、野菜がバランスよく入っているからなのでしょう。

 

そして第二次世界大戦後、「肉じゃが」「カレー」は、引揚者によって全国に拡散します。

全国で実施された「学校給食」も拡散に一役買います。

ですから、「肉じゃが」「カレー」という料理は地域格差の少ない画一的な料理といえます。

せいぜい肉が「豚」か「牛」か「鶏」くらいなものです。

そんなの「カツ丼」が「デミ」か「ソース」か「卵とじ」か、よりも小さな差といえましょう。

ちなみにジャガイモは北海道のイメージが強いのですが、明治初期に長崎で栽培に成功したのが始まりです。

玉葱、人参だって明治の野菜。

昭和20年代では「ハイカラ」な料理だったと思われます。

それが高度成長、北海道での大規模農業の成功、大量輸送・流通システムの確立によっておふくろの味になっていったのでしょう。

しかし…

本当に美味しい「肉じゃが」って…食べた記憶がないなぁ。

火の通りの違うものを大鍋で雑に煮てしまう…肉の旨みが引き立つわけでもなく、野菜が旨くなるわけでもなく…栄養学的には良いかもしれませんが、調理学的には「失敗作」としかいえません。

同じ「煮物」でも「筑前煮(がめ煮)」などは「旨さ」だけでなく「歯ごたえ」も楽しい正統派伝統家庭料理といえましょう。

「鰤大根」などは料理屋の料理。家庭ではなかなか手間ですね。

鯖の味噌煮なんかは「缶詰」が代表的ですね(笑)まあ、骨まで食べられてうれしいですが…。

里芋の煮っ転がしなんかいかがでしょう?

ちょっとした「コツ」と「手間」で、簡単・美味しく出来るのですが…えっ?地味??

肉とか入ってないのかって??

うーん、煮物に限らず家庭の味があるにこした事はないのですが…ね。

 

肉じゃがが「お袋の味」と言うと「軍国主義の発動だ!」と、オトナリの国に怒られないかしらん?!

 

あちゃがふーうがんなびら。また、めんそりーよ!

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